まんがく堂

　W杯GERMANYは、イタリア優勝で幕を閉じた。さすがに決勝トーナメントは凄い試合ばかりで見応えがあった。最後のジダンのレッドカードにはびっくりしたが。世界一になるには、個人技、チーム力、体力、すべてが世界トップレベルでないとなし得ないとつくづく感じた。やっぱり世界は凄い。素晴らしいプレイは、見る人を感動させる。熱狂させる。心地よくさせる。2006W杯は終わった。

　残念乍ら、日本のW杯サッカーは終わってしまった。いまの日本のサッカーは、これが限界と認めざるを得ない。一勝もできない、これが日本サッカーの現実なのだ。最終戦のブラジル戦、技量の差は歴然だ。奇跡とか神風とかで勝てるものではない。現実をしっかり受けとめ精進するしかない。ともかくも、お疲れさま日本代表。

　見えそうで見えないミニスカートの・・。勝てそうで勝てない日本代表。先制点を取り乍ら最後に一機に逆転負け。途中からは、結末が予測できるような展開。負けるべくして負けた、そんな結果だった。何故なら、日本にはシュートがない。攻撃をしかけてもシュートがない。あれでは、相手に攻撃の勢いをつけるだけだ。案の定・・。日本代表の決定的弱点がそのまま出たゲームだったと思う。決定力不足、得点力がない。こちょこちょやっても最後のシュートがない、打っても枠に入らない、最大の弱点。今回はとくにシュート自体がほとんどない。勿論、選手は目一杯がんばっているのだろうが・・。次戦に期待したい。仮に負けるとしても、シュートをバンバン打って欲しい、ゴールの枠内に。あれだけ打って負けたなら仕方ないというほどに。歯痒さは、見えないスカートの中だけでいい。

　2006FIFAワールド杯ドイツ大会も近づいてきました。日本代表の大活躍を期待したいものです。きっと、よいパフォーマンスを見せてくれるでしょう。